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はるのひつじ。⇔酒井紫羊の気ままとうげい日記。


by はるのひつじ。
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考えるホテル。

さて、今回のたびのもう1つの目的。
それはこのホテルに泊まることでした。
考えるホテル。_d0021649_22144382.jpg

カンガルーホテル。
シンプルな外観に、デザイナーズ建築。
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お部屋は狭いですがコンクリート打ちっぱなしの壁。
まるで東京で一人暮らしをしているみたい!
考えるホテル。_d0021649_22181779.jpg

一般的なホテルの、薄くて軽い布団に慣れない私は、
この志向がたまらない!ホテルに着いたとたん、寝てしまいました。
考えるホテル。_d0021649_2219208.jpg

ロビー。
考えるホテル。_d0021649_22193775.jpg

マックは24時間使い放題でした。ありがたや。

さて、お気づきの方も多いかと思いますが、
これは一般的なホテルではありません。
考えるホテル。_d0021649_22243559.jpg

東京は南千住、昔は山谷とよばれた木賃宿の町にございます。
そう、現代的木賃宿なのであります。

考えるホテル。_d0021649_22241912.jpg

江戸時代は吉原の近くという事で、その吉原関係の従業員が住んでいたり
街道沿い最下層の、木賃宿町でした。
その後、昭和にかけては高度成長期を支えた出稼ぎ労働者の
宿泊地ということで、代わりに多くの路上生活者さんたちを輩出する、
まあ。。。要するにものすごく治安の悪い町でした。
しかし行政と街の方々の努力もあり、また老齢化も伴って
労働者の町から、福祉の町に変わりつつあります。
そして、治安の良くなった「山谷」は、安い宿を求める
外国人バックパッカーの跋扈する町へと変貌するのでした。
考えるホテル。_d0021649_2321462.jpg

このカンガルーホテルは、先祖代々木賃宿を営んでいたご主人が作った
「現代における木賃宿」という、コンセプトに従ったホテルです。
考えるホテル。_d0021649_2322460.jpg

当日飲み屋でご一緒したikkan先生が驚くほど、
南千住は昔から大変な町なのだそう。
でもでも、現在の南千住はけっこう大丈夫でした。
近くにある交番が、なんとも心強い。
路上生活者さんっぽいひとも、2人くらいしか見ませんでした。
考えるホテル、カンガルーホテル。
町を歩くと、スカイツリーが見える。。。
考えるホテル。_d0021649_2226165.jpg

また来たくなりました。
(でもさすがに人気物件だけに、予約は取りづらいようです。おためしあれ☆)


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by halko_s | 2011-08-01 22:32 | logbook