はるのひつじ。⇔酒井紫羊の気ままとうげい日記。


by はるのひつじ。
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カテゴリ:ART( 126 )

アーティストトーク。

今日は朝からチラシの手直しをして
上絵の窯を点火。
そして急ぎ瀬戸へ。。。
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東海地区の若手陶芸家展のアーティストトークを聞きにいきました。
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今日の担当作家は
新里明士氏・金峻永氏・古川敬之氏・田中礼氏
の4人でした。

さっそく講堂へ。
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4者4様。さまざまなアプローチの仕方で陶芸に打ち込んでいるのですね。
新里氏は使えると使えないの狭間のあたりをせめていて
古川氏は、壊れるか壊れないかの狭間を攻めているそう。
キムさんは大学の先輩なので、ずっと制作途中も見ていたけど
ワールドワイドに展開している姿にびっくり。

最後の質問コーナーでは、誰も質問しなかったので
私がハッスル。新里氏に質問をぶつけてみました。

講演のなかでうっすらお話があったのですが
新里氏は、焼くときに2~3回程度焼きなおして完成に持っていくそう。
私の感覚では、磁器は焼きなおせば焼き直すほど、
リスクが増えていくイメージ。
そんなに焼きなおして大丈夫なの…?
しかも、新里氏のような薄くて繊細な磁器をやっている作家であればなおさら、
焼き直しは当然避けて通る道だと思ったからです。

新里氏の回答は、1度目と2度目、3度目と焼く温度を変えているそうです。
1度目はそこまで温度を上げずに焼き、
2度目3度目と詰めていくことで、透光性を出していく…と。
な、なるほどー。
逆に1度でガツっと焼いてしまうと、あれだけ穴をあけている素地。
形をとどめておくのが難しいのでしょう…

そうかあ。
私は一度の焼成で、バッチリ決まらないとダメという
概念のもとで制作していたので
2度目3度目と焼きなおすことを前提で制作してはいなかった。
計算しながら積み上げていくという、焼き方もあるんだなあ…と
目からうろこなのでした。

帰りは陶磁資料館併設のお茶室で一服。
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石黒宗麿のお軸。
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蔵先生と加藤卓男先生のお茶碗を選べたので
会場でばったり会った生徒さんと一つずつ頼みました。
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あー面白かった。

工房へ帰ったら、ちょうど上絵の窯が
良い温度になっていました。
今日も暑かったなあ。

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by halko_s | 2011-08-14 20:28 | ART

ART FAIR TOKYO 2011

さて、昨日一昨日と、東京へ行ってまいりました。
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毎度の事ながら、刺激の多い旅でありました。
一番の目的は、アートフェア東京。
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新聞にもたくさん載せて戴きましたが、母が今年アートフェアデビュー。
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無事、少しですが作品が動いた模様。
ギャラリーのみなさま、ありがとうございました。

では、アートフェアを少しご案内いたしましょう。
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船越桂。
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林茂樹さん。
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道端に深見陶治。
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母の斜め前は千住博でした。
墨の色がかっこいいっ!
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名古屋のギャラリーAPAさん。

色々と観てまいりましたが、結局
私が芸大に居たころ「現代アート概論」で受講したものと
あまり進化していないなあ…というのが正直なところ。
美術とは難しいものですね。

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by halko_s | 2011-07-31 22:24 | ART

コンペオタク!?

今日は多治見へ。
国際陶磁器フェスティバルのシンポジウムへ行ってきました。
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「国際陶磁器フェスティバル」
3年に一度、世界中の陶芸作品が集まる
国際的な陶磁器のコンペです。
自分は出してはいませんが、毎回楽しみにしています。
いつかは挑戦したい…!と今後のためにも。
そして今の現代陶芸の視点を考え直すためにも
急ぎ、行ってきたのでした。

まずは審査委員長の鈴木蔵先生の総評があって
多治見でこの公募展がある意義などが語られました。
金子先生のお話は、もっと熱くて(笑)
この公募展の部門設定のあり方など、問題提起していらっしゃいました。

この総評のなかで、イギリスの審査員の先生が
「コンペオタク」という言葉を発していて、
うをっ!?と、度肝を抜かれました。
これは、60歳を過ぎても世界中のコンペに応募し続ける
世界的大御所のことを批判的に評しているのですが
私も色々な公募展に挑戦しようとしている身。。。
他人事ではありません(笑)
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また、世界的な陶芸美術に対する意識の薄れが問題視されました。
フィンランドでは中高で行われていた陶芸の授業が打ち切りになり、
アメリカでは陶芸専攻の大学が、どんどん無くなっているとの事。
これは……知りませんでした。
日本は工芸が廃れていっているなあ、と肌で感じていたのですが
これは、世界的傾向だったようです。

今回のグランプリは駒井さんの茶器セット。
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何と…デザイン部門からグランプリです!
これはびっくり。

今回は茶器セットが4つ組み合わされた作品で
きちんと用途のあるものでありながら、
空間を使ったインスタレーションでもある。
なるほど…

用の美がインスタレーションに!
これは日本ならではの美意識。
国際コンペでの、この結果には嬉しくもありました。
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2階から審査会場をチラ見。
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ぐーにゃさん、五味さん、(お久しぶりでした^^)
入選おめでとうございまーす☆

会場でお会いした ぐーにゃさんとカフェへ。
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意外にも、ぐーにゃさんも悩める作家でした。
お互いに悩みをぶちまけあい(笑)熱い陶芸談義に。
あー楽しかったー。

それにしてもこのシンポジウム、大変実のある話が多かったのですが
宣伝があまりなかったからか、人が少なかったのが残念でした…
これはみんな聞いたほうがいいのになー。。。


明日からの制作の糧にしたいと思います!

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by halko_s | 2011-07-17 20:52 | ART

paramita。

自転車で駅に向かう途中、
綺麗なお花に見えますが
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これは曼荼羅華…かな。
ダチュラ(チョウセンアサガオ)。
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江戸時代の麻酔薬「通仙散」にも使用された
猛毒を含む植物。
よく見かけるキダチョウセンアサガオよりも
どうやら毒性が強そうなんである。
街中にこういう花が咲いていると、とても心躍ります。

さて、今日はめずらしく近鉄に乗って
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パラミタミュージアムへ行ってきました。
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第6回パラミタ陶芸大賞展。
今回はブログとツイッターなどでお知り合いの
人気作家加古勝巳さんが選ばれており、
窯を冷ましている今日、急ぎ行ってまいりました。

会場内はいつも見ている四角いシンプルな空間。
そこまで広くも無いこの空間に、
選ばれた日本を代表する6人の陶芸家の大作が並ぶ。
この緊張感は、なかなかのものでした。

・伊勢崎晃一朗
・中島晴美
・松本ヒデオ
・加古勝巳
・和田的
・鈴木秀昭(敬称略)

みなさま、どれもこれもこの展覧会のために
考え抜いた新作を発表されており、
大変見ごたえがありました。

実はこのパラミタ大賞展、6人を選ぶのは評論家さんや学芸員さんたちですが
その中から、お客さんの投票で1位が決まります。
その発表が昨日でして、白磁のスッキリとした作風が魅力の
和田的さんが、大賞を取られました。
(ひつじとは同い年です。若いっ!)
本展や、和光の磁器4人展などで作品は幾度か拝見してまして
今回も、クールだけど冷たすぎない。現代建築のように構造的で
カッコよい白磁だなーという印象でした。
ただ、いつもと違ったのは
震災で割れてしまった香炉などを、「金継ぎで再構成」されていました。
このようなコンセプトが、さらにお客さんの心を打ったのかな、
と、思いました。
ちなみに加古さんは2位だったそうです。惜しい!

贔屓目無しで、ちゃんと作品を一つ一つ拝見させていただいて
私個人的に、加古勝巳さんの作品が、一番良かったです。
私は加古さんの作品は、器しか見たことが無く、
今回、初めてじっくりオブジェを拝見しました。
なめらかで揺らぎのあるフォルムと絵付けの暖かさが融合して
土着民族的なやわらかさを持ち、しかし近代的な
フシギな空気をかもし出していました。
淡い弁柄の模様が、とても心地よく、ずっと見て居たくなりました。
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立体物は、展示台からや、吊り下げる壁などからの
「立ち上がり」が一番大事だとヒツジは思います。
立ち上がりの緊張感と空気感、
立体物であるための、存在意義のようなものを
一番に加古さんの作品に感じたのでした。

かくいう私は……彫刻出身のくせに、出来てないなあ~。
なんだかこういう展示を見ちゃうと、今窯の中に入っている作品の
何と考えの足りないことか。
恥ずかしい……。
そんな、とても刺激的な展覧会でした。

パラミタ陶芸大賞展は、7月31日まで。
(会期中は無休です。)

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by halko_s | 2011-07-11 21:20 | ART

ククリ。

魔方陣グルグルではありません。
可児市の久々利にある、ギャラリー萬葉で開催中の
展覧会に行ってきました。
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私以外の翔美会メンバーがやっている展覧会です。
今回、私はお休みさせていただきましたが、
ちょうど壷を乾燥している間に、観にいってきました。
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小民家風のギャラリーでして
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展示室もかなり広め。ゆったりとした空間に、
雑器から茶道具まで、みんなの作品が並んでいました。
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おぜんざい。

ギャラリー2階は、美濃の窯モノが売っていまして
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こんな幸兵衛窯のCSとか(かわいい!)
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こんな輪花のデザートカップとか!かわいかったー。
どうしても引きこもりがちになりますが
ちゃんと出歩いて、ヒトの作品を観ないと駄目ですね…。

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やっと窯のあぶりが終わったので、明日から素焼きに入ります!
あー。長かった。
でもまだガスは手に入っていませんがね…(どうしよう?)

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by halko_s | 2011-06-05 20:58 | ART

とりっぷ。

最近は壷のようなものを作っています。
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高さは58センチありますが、広げたり加工していくと
だいたい45センチくらいまで下がります。
もう少し高さが欲しいところだけど…腕の長さからして限界かなあ。
壷は硬くなってから広げることにしているので
これくらいの高さになったら、半日ほど放置します。

そんなわけで、昨日はお昼間、栄へ行ってました。
まずはJR高島屋の林正太郎の世界展へ。
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林先生もいらっしゃいまして、
私は一般人を装って観ていたのですが、
百貨店の方にヒツジであることがバレてしまい
ご挨拶することに…。ぎゃー。へんな脇汗をかきました。
でもありがたいことに図録を戴きました。
林先生の志野は、なんだかフシギな志野でした。
緋色が長石の上にきている…どういう事なんだろう?

松坂屋で開催中の日本新工芸展へ。
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新工芸は日展系。釉薬の仕事や形がダイナミックなものが多いです。
磁器の作品で、高さが60センチ強ある柱のような青磁の作品があったのですが
どうやって作っているのか…?すごかったです。
田中忍氏の釉裏紅も見れたし。ホッコリ。
そして、今回は(今回も?)ぐーにゃさんが受賞されています。
すごいなあ。おめでとうございます!

そんなわけで、ぐーにゃさんおめでとう女子会!
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本当に、おめでとうございました!
私も、魅力ある作品を作れるように頑張ろう。

今日の夕暮れ。
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この一ヶ月は、本展にむけて集中力を高める毎日。
土曜日の陶芸教室の日だけは、トリップしていると指導できないので
理性を取り戻して挑みますが、それ以外の日は
だいたいアナザーワールドへトリップしています。
不審者を見つけても、放っておいてください……(笑)

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by halko_s | 2011-06-03 21:36 | ART

カンジロウ。

昨日は土を作っていました。
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一昨日壷を挽いて、昨日は土練機。。。
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さすがに250キロも土を作ったら、腰がやられました。
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あいたたた。

そういうわけで、今日は制作をお休みして
(昼まで寝てしまったけど)一路、名古屋へ。
松坂屋さんで開催中の幸兵衛展と染研展を観て
JR名古屋高島屋で開催中の「河井寛次郎展」へ。
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寛次郎はもちろん知っていました。
しかし、民芸館や企画展などで代表作を見る程度。
こんなような民芸らしい形で、私のやっているのとは少し違う、
染付と釉裏紅の作家であります。
いわゆる寛次郎らしい作品が沢山見れる展覧会であろう…と
タカをくくっていたのですが、この展覧会はちょっと違いました。


記念館にいらっしゃるお孫さんの企画だからか
「作家寛次郎」というよりは、
「ニンゲン寛次郎」という姿が色濃く出ていました。
「洒脱」、というよりも「逸脱」。
こんなおもろいヒトやったんか!
私はその人間性に脱帽してしまいました。

きっと美術評論家さんがこの展覧会を企画したら、
こんな展示には、ならなかったろうなあ(笑)
久しぶりに、面白い展覧会を観ました。
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釉薬などの勉強になったと言うよりは
人間性を学ばせてもらったような。
寛次郎は、生きていることをすごくすごく喜んで
また感謝していて、それが制作につながっていったのであろう。

私は、まだ感謝が足りてないな。

これは、一見の価値有り。
みなさまどうぞ、JR名古屋高島屋へおいでませ。
河井寛次郎展は、今日から29日まで開催中です。
しかしながら、図録は買いませんでした(笑)

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by halko_s | 2011-05-19 22:44 | ART

カサマシコ。

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笠間と益子にいっていました。
羊のことなので、すこし斜め後ろあたりから
ヤキモンの実態を覗き見てきました。
そして案内係をかってくれたS田くん、sannougamaさんには、大変お世話になりました。
どうもありがとうございました。
ではそろそろ東京を発ちます。

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by halko_s | 2011-05-03 21:12 | ART

窯製作中。

今日は多治見へ行ってきました。
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セラミックパークで開催中の陶芸作家展。
美濃にゆかりのある作家達の作品が展示販売されています。
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ちょうど河合正樹先生の講演がはじまりました。
土や手びねりのコツなど。
時には人生相談のようなことまで(笑)
相談に乗っていらっしゃいました。
今年は(今年もだけど…)学芸員さんを紹介してもらったので
来年こそはお呼びがかかるといいなあ~。

そして、私の窯を作っている現場へ見学に行ってきました。
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個人の工場なので、若いお兄さんがコツコツ作っています。
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こちらが製作中の私の!窯です。
実物を見るとなんだか現実味が増して、ドキドキしてきました。
色がシルバーと黒と選べるそうで
どっちにしようかな…悩みます~。
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今日は機嫌が悪かったワンコ。

今日は支援物資として、器を南三陸町へ送りました。
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なんだか色々観て回ってフワフワしていますが、
今年のGWはこんなふうに、エネルギーを吸収するときなんだろうと思っています。
そして今から笠間へ旅立ちます。
ブログの更新は暫しお待ちくださーい!

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by halko_s | 2011-05-01 20:04 | ART

宮部友宏展へ。

昨日は丸一日、生徒さんたちと静岡へ行っていました。
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教室のボス、宮部さんの個展です。
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かわいい白い釉薬のものから
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少し前の作風を髣髴とさせる陶板など。
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この陶板、家の庭の土なんだそうです。
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やっぱりこういう素材感、好きです。

会場は山の中の一軒屋。
いなかやギャラリーと銘打つだけあって、本当に山の中にありました。
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川のせせらぎを聞きながら…
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川のほとりへいくと
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鴨!!!
ひとなつっこい鴨でした。もしかして餌付けしてるのかな。

宮部友宏展は、5月8日まで
いなかやギャラリー幸福堂にて。

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by halko_s | 2011-04-30 22:27 | ART